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起承転結はきにしない
文章構成上、起承転結はやっぱり欠かせない存在。それは充分わかっているのですが…。
国語の時間やったように、「起」「承」「転」「結」と用意した用紙から入っていったら、ホントの言葉なんか絶対でてこないですよね?私は、まず自由に思いつくまま書くのが大事で、起承転結は最後にチェックする程度がいいと思います。
聞いている方だって、行儀のいいどこかで聞いたような内容ではなく、ホントの素直な言葉が聞きたいはずです。
「両親への感謝状」で、ある程度の骨組みの言葉が準備されているのは、起承転結を気にせず、まとまった文章へ誘導するためです。
以下の定型文<骨組み>を利用しながら、あなは自分の気持ちを伝えることに集中してください。
本当に大切なのは<肉付け>である、あなたの言葉です。絶対に血が通った感動する手紙になります。
逆に定型文が邪魔になる場合はもちろん、変更・カットして構いません(実際に作る場合も定型文は変更できます)。
▲両親への感謝状<手紙タイプ>
説明とポイント
文章、音楽、映画…すべて最初の出だしで引き付けられれば、半分は成功したものといわれます。
「お父さん・お母さん、長い間ありがとうございました」はオーソドックスな入り方ですが、例えば、「××××!というのは、毎朝お母さんの口癖だったよね」みたいな入り方をするだけで、グッと引き付けられます。
「両親への感謝状」定型文の場合
誕生からいよいよ結婚する日までを自動計算し、子育てにかけた時間をご両親へ改めて伝えるところから始まります。 「私が生まれた○年○月○日。その日から数えて今日まで××日。私にとっては長い日々も、二人にとっては、あっという間だったかもしれません。」。
説明とポイント
生まれたときの話や名前に関するエピソード、二人の人柄がわかるようなエピソードなどで思い出を振り返ります。
「両親への感謝状」定型文の場合
「私をはじめて抱いたとき…私がはじめて話しかけたとき…二人はどんなことを思い出しましたか?」
−エピソード(手紙)−
−お母さんの人柄(手紙)が入ります−
−お父さんの人柄(手紙)が入ります−
説明とポイント
「承」を受けたエピソードを用意したり、結婚を報告したときの様子や、今後の希望や抱負などで展開します。
「両親への感謝状」定型文の場合
「そんな二人に心配をかけた事もありました。大人になったつもりでいたけど、まだまだだったね。」
−エピソード(手紙)−
「私は二人に見守られながら、たくさんの人に出会い、たくさんの事を教わりました。そしてこれからの道のりを○○さんと一緒に歩んでいきます。」
−エピソード(手紙)−
説明とポイント
お父さんへのメッセージ、お母さんへのメッセージ、二人への感謝の言葉で結びます。
「両親への感謝状」定型文の場合
−二人へのメッセージ(手紙)が入ります−
「今日○月○日は、二人にとって子育て終了日です。今までの感謝の気持ちを込めて感謝状を贈ります。
感謝状 ○○・○○様
あなたは方は今日まで、どんな時も私を見守り、支え、大きな愛情で包み育んでくれました。その長年にわたる苦労と愛情に対して、心から感謝いたします。
どうもありがとうございました。また今後ともよろしくお願い致します。
平成○年○月○日 <名前>」